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数式処理システム「Mathematica」

 

Mathematica

 

 

 

Mathematicaの概要

Mathematicaは、様々な分野でのロバストで効率的なアルゴリズム、大規模問題を取り扱う機能、並列計算、GPU計算等、非常に強力な機能を提供するように構築されています。優れた技術的機能と使いやすさで広く賞賛されている Mathematica は、継続的に拡張される単一の統合システムを提供し、技術計算を広く深く取り扱うことを可能にします。最新のデスクトップシステムすべてでネイティブに利用できるだけでなく、あらゆるWebブラウザを介してクラウドでシームレスに利用できます。

メーカーサイト
https://www.wolfram.com/index.ja.html?source=footer

Mathematica詳細

すべてが統合された巨大システム
技術計算のあらゆる分野を扱うための組込み関数をほぼ6,000個も備えています.このすべてが,一緒に使えるように注意深く設計されており,完全に統合されたMathematicaシステムに含まれています。

数や数学だけではなくすべて
30年の開発の上に構築されたMathematicaはニューラルネットワーク,機械学習,画像処理,幾何学,データサイエンス,可視化等を含むすべての技術計算の分野において,卓越した機能を備えています。

想像を超えるアルゴリズムパワー
すべての分野においてこれまでになくパワフルなアルゴリズムが組み込まれています.その多くは,ユニークな開発方法とWolfram言語独特の機能を使ってWolframで作成されたものです。

これまで以上に高レベル
スーパー関数やメタアルゴリズム等の高レベル環境をできる限り自動化して提供するので,作業が効率的に進められます。

すべてが非常に強力
すべての分野でのロバストで効率的なアルゴリズム,大規模問題を取り扱う機能,並列計算,GPU計算等,非常に強力な機能を提供するように構築されています。

パワフルで使いやすい
注意深く設計されたWolfram言語の他,アルゴリズムのパワーも利用して,予測サジェスチョン,自然言語入力等を備えた非常に使いやすいシステムを作成します。

文書化とコード作成
Wolframノートブックインターフェースを使っています.これにより,テキスト,実行可能コード,動的グラフィックス,ユーザインターフェース等を含む豊かなドキュメント内で,すべての作業を整理することが可能になっています

意味の分かるコード
Wolfram言語は,直観的な英語に似た関数名を持ち,設計も一貫しているため,読んだり,書いたり,学んだりすることが非常に簡単です

結果を最高の外観に
高度な計算美学を備え,そのデザインで受賞に輝いたこともあるMathematicaは,結果を見やすく提示します.最高級のインタラクティブな可視化および出版品質のドキュメントを即座に作成します。

現実世界のデータを即座に取得
何千もの分野における1分単位で更新される現実世界のデータを含むWolfram Knowledgebaseへのアクセスを提供します。
 

Wolfram 言語

 これまでに例のない知識ベースのアプローチを備えた Wolfram言語は、多量の計算と知識を言語の中で直接統合し自動化するという大胆なビジョンを持っています。バージョン11 は Wolfram のアルゴリズム、設計、工学の絶え間ない進歩の上に積み重ねる形で構築されているものであり、多くの重要な新分野を言語の領域に導入しています。バージョン11 はデスクトップ、クラウド、モバイル、埋込みシステムに完全に配備できるため、誰でもすぐに最新のニューラルネットワークメソッドを使ったり、高度な幾何学計算を扱ったり、産業規模の音声処理を行ったりすることができます。また、便利な Wolframノートブックから直接システムプログラミングを行って、API、アプリ、インタラクティブな CDFドキュメントで何でもシームレスに配備することもできます。Wolfram言語のバージョン11 は、1988年に Mathematica で使われたバージョン1 まで遡っても対応します。バージョン11 では言語設計が大きく改良され、すべてが統一されたマルチパラダイムの記号的フレームワークにうまく統合されています。 Wolfram 言語は Mathematica から発展した他に類を見ない知識ベースの記号言語です。広範に渡るプログラミング手法が1つにまとめられ、記号プログラミングというユニークな概念を使ってプログラミングのあり方そのものに新しい柔軟性を与えます。

計算カーネルの拡張性

 Mathematica Standard には、8つの計算カーネルが標準で装備されており、複数のコアを持つ PC の性能をフルに活用できるよう最適化されています。従来の Mathematica の構成はフロントエンドとカーネルのみでしたが、新しい Mathematica では、従来のカーネルが、制御カーネル(Control Kernel)と計算カーネル(Compute Kernel)の2つに分けられています。計算カーネルは、制御カーネルを通じてのみ命令を受け取ることができます。計算カーネルはご利用するマシン構成やコア数に応じて柔軟に拡張することができます。

シングルマシンライセンスにおける計算カーネルの拡張
シングルマシンライセンスにおいては、Core Extension for Mathematica をお求めになることで計算カーネルを拡張し、8コアを超えるシステムに対応させることができます。Core Extension for Mathematica は、シングルライセンスの Mathematica Standard に、4つの計算カーネル (並列計算用 MathKernel ライセンス) を追加する製品です。

Core Extension for Mathematica 1ライセンスで追加されるプロセス数
〇フロントエンド:0プロセス
〇制御カーネル:0
〇プロセス計算カーネル:4プロセス

様々な場面への展開

計算データ型知識エンジンとの接続
インターネット接続環境で Mathematica をお使いであれば、Wolfram|Alpha をご利用いただけます。「全ての体系的な知識を計算可能で、広く利用できる状態にする」ために開発された Wolfram Alpha は別名 “計算できるナリッジエンジン” とも呼ばれています。Wolfram|Alpha の無料公開版は単体としての利用も可能です。

Wolfram|Alpha (無料公開版)
Mathematica で計算を行ううえでデータや情報が必要になった際に、Mathematica から Wolfram|Alpha に直接アクセスしてメタデータの取り込みと演算 (一部の物性値や社会学的データを取り込んで、Mathematica で処理を行う、等) が可能です。

Wolfram|Alpha Pro (有償版・参考)
スマートフォン等から (Mathematica を介さず) Wolfram|Alpha に問合せデータのアップロードや結果のダウンロードが可能になっている製品です。年間契約でご利用いただきます。

企業・組織の計算解析基盤 (CDF)
一般的なオンラインドキュメントは、いわば「古新聞」のように動きや精彩に欠ける単調なものですが、Wolfram のテクノロジー「CDF (Computable Document Format) 」は受信者がインタラクティブ機能でコンテンツを動かしたり結果をライブで生成でき、思考の伝達手段・経路・速度がずっと拡大するため、研究や教育、技術開発等のさまざまなシーンでスピードアップが可能になります。まさに計算パワーをエンジンとする知識のコンテナです。

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