現在位置:

ネットワーク HDD「D-Master NAS」シリーズ(1) 

事務所単位のファイル共有に便利な NAS

 

今回から弊社の NAS モデル「D-Master NAS」について数回にわたりご紹介してきます。NAS は一般的には、事務所内でのファイル共有やパソコン内のデータのバックアップ先として広く使われています。そんな NAS を弊社でも「D-Master NAS」シリーズとして、小規模ビジネス向けの2ベイから中規模企業向けの16ベイまでラインナップしています。

「D-Master NAS」シリーズの NAS は、2つの大きな部品から構成されています。1つは NAS 本体で、2つ目が ストレージです。弊社の場合、この2つの部品を自社工場内で組み立て、お客様のご要望に応じた初期設定を施してから製品の出荷をしています。面倒な初期設定を工場出荷前に行いますので、お客様のお手元に届いた際には、すぐにご利用いただけるようになっています。また、最低12時間のエージング検査も同時に行っていますので、非常に初期不良率の低い製品です。

 

D-Master NAS Type-T02AS(2ベイモデル)

「D-Master NAS Type-T02AS」は、NAS(本体)に ASUSTOR 社製の AS4002T を採用しています。このモデルは、ストレージを最大2台搭載できるモデルになっていて、NAS 前面にマグネット方式で取り付けてあるパネルを外すと、ストレージを簡単に抜き差しできる「ホットスワップ」対応モデルになっています。

ストレージには Western Digital 社製の NAS 専用ストレージである「WD Red」を採用し、オプションで、5,200rpmの「WD Red」から、7,200rpm の「WD Red Pro」や、より高耐久の MTBF:250万時間の「WD Ultraster」への変更も可能です。容量も、1TB から最大 14TB までのストレージをご選択いただけます。

 

「WD Red」NAS 専用ストレージ

「WD Red」ストレージは、NAS の RAID 環境で最適なパフォーマンスを維持できる機能を搭載した「NASware 3.0テクノロジー」を搭載しており、その名のとおり NAS 用ストレージとして開発された専用モデルです。

NAS や RAID の常時稼働環境では、NAS 本体の省スペースによりストレージが密接しているため、周囲温度が高くなります。「WD Red」ドライブは、低温で静かに動作するよう作られており、厳しい 24 時間 365 日常時稼働環境で優れた適合性を発揮しますので、パソコンのように作業終了時に電源を切るといった作業が必要ありません。

 

NAS の用途は人それぞれ。

NAS といえば、一般的にはネットワーク上のストレージとして、事務所内でのファイル共有に利用されることが一般的です。NAS にデータを保存しておけば、ネットワークを介して事務所内のパソコンからであれば、だれでもアクセスすることができ、非常に便利なアイテムです。もちろん、アクセス権限を設定することで、データを利用するユーザーを制限することもできます。また、NAS 本体に標準で搭載されている機能を有効にすれば、外出先から事務所内のデータにアクセスすることも可能で、昨今のテレワークでも活躍できます。

 

次に利用形態として多いのが、パソコン内のデータのバックアップ先としての利用です。一般的にパソコンに搭載されているストレージは、NAS に搭載されているストレージ比べ、耐久性が劣ります。パソコンのストレージは、1日8時間、週5日間の利用シーンを想定した設計になっているためで、だからと言って壊れやすいというものではありません。ただし、パソコン内のストレージは一部のパソコンを除き、パソコン内には1台だけ搭載されていることがほとんどです。万が一、このストレージが壊れるとパソコン内に保存していたデータが消失してしまうということになります。そこで、パソコンから NAS にデータをバックアップしておけば、万が一の時にも安心です。バックアップするためのツールも標準で添付されていて、時間指定で自動バックアップすることもできます。

 

次回から「初期設定」や「各種設定」についてご紹介します。

今回は、「D-Master NAS」シリーズについて、簡単にご紹介しました。NAS はとても便利な製品で、うまく活用すれば業務効率も高まる製品です。次回からは実際の NAS の画面をご覧いただきながら、「初期設定」の内容や「各種設定」、便利な使い方などをご紹介してきます。実際の画面をご覧いただくことで、NAS の便利さを実感していただければ幸いです。