HPC SERVE Type-SM2U2S12B-JB360 

ECサイトのストレージ基盤・クラウドサービスのストレージ基盤・研究機関の学習用ファイルサーバなど、幅広く活躍する拡張ストレージモデルです。

6TBの高耐久SASHDDを60基搭載し、RAID60で構成した場合、約320TBの実効容量を確保可能です。

RAIDコントローラとSASケーブルのセットで提供しますので、既存のサーバーやワークステーションに拡張が可能です。

JBODストレージユニットのデータ用メインストレージは、最大1.08PBの大容量構成が可能です。

用途や目的に合わせて、RAID構成ができますので、速度重視、安全性、信頼性を重視、トータルバランス重視など、お客様のご要望に合わせたご提案が可能です。

RAID構成については、RAID5、6、10、50、60に対応の12Gbps SAS3対応ハードウェアRAIDシステム（LSI SAS3516）を搭載しており、万が一に備えてCacheVault（キャッシュ保護BBUモジュール）も備えていますので、データ破損、喪失など被害などを最大限防止する安心の機能を備えています。

RAIDストレージに障害を検出した場合は、警告音とメールによる通知が行われ、障害ディスクのRAIDアレイからの排除、スペアディスクを使用したRAIDボリューム再構築を自動的に行います。再構築後には、障害ディスクを取り出し、新しいディスクと交換を行うことで、交換した新しいディスクがスペアディスクとなります。Hot-Swapベイにより電源を入れたまま簡単に交換ができますので、復旧作業も短時間で終わらせることが可能です。

採用しているストレージは、全製品データセンター向けのエンタープライズクラスハードディスクでWestern Digital製　Ultrastar シリーズです。業界初のトリプルステージアクチュエータ、9ディスクプラットフォームのHelioSealテクノロジーを搭載しています。

このヘリウム充填技術「HelioSeal」の採用により他の製品より電力消費量を大幅に抑え最大26%削減し、省エネ運転にも貢献します。InterfaceはSAS 12Gb/s。平均故障間隔250万時間または200万時間で高い耐久性、信頼性と高速アクセスを誇ります。